TREK WORLD(トレックワールド)2020年モデルの最新情報!
みなさまにトレックの最新情報をいち早くお伝えすべく、今年も『TREK WORLD 2020』の東京会場へ行ってきました!現地レポート内容・撮影写真が膨大な量のため、気長に最後まで読んでいただければ幸いです。また、ブログの随所には、新商品情報も盛りだくさんアップしていますよ。
年に1度のメーカー展示会 『TREK WORLD(トレック ワールド)』とは?
アメリカ最大手の自転車ブランドであるトレックが、全国の販売店向けに行う展示会のことです。
会場では、トレックのクロスバイクやロードバイク、MTB、e-bikeなど各ジャンルの最新モデルのほか、ボントレガーのサイクルパーツ・アクセサリーが数多く展示されています。また、メーカースタッフからも取り扱い商品や技術面などの詳しい話を聞くことができます。去年までは京都の国際会館で開催されていましたが、今回は、東京での開催となりました。しかも、今回は販売店関係者以外にも、事前申し込みをされた一般のお客様も別枠で見ることができる今までとは違った展示会となっています。
2020年のバイクトレンドは、世界中で大流行の電動アシスト付きスポーツバイク『e-bike』。
昨年から日本でもトレックの電動アシスト付きスポーツバイク『e-bike』が発売開始なり、大きな話題となりました。
日本は島国ともあり、山が多くかつ坂が多い地形となっているため、『e-bike』の有意性は計り知れないものとなっています。
また、『e-bike』は若者からご年配のかたまで幅広く乗って楽しむことができ、今や自動車やバイクに取って代わる移動手段になりつつあり、今後e-bike需要が増えること間違いなしです。
その『e-bike』が、2020年では継続モデルである『Vrerve+』、『Dual Sport+』に加えて、マウンテンバイクタイプのe-MTBも近いうちにトレックから発表される予定です。
さらに、今期のe-MTBには既に公式発表済みのボッシュの新型e-bikeユニット「Performance Line CX」がトレックのe-MTBに搭載予定です。従来品から約25%の軽量化、約48%の小型化を達成し圧倒的な進化を遂げました!会場では従来品と新型のドライブユニットが展示されていましたが、その差は歴然でした。

また、この新型ユニットにはeMTBモードが付いています。このeMTBモードにより従来のドライブユニットのように、各アシストモード毎の「一定のアシスト」ではなくライダーの脚力の強弱にあわせてアシスト力を自動で調整してくれます。加えて、従来のeMTBが苦手としていた滑る急斜面や狭いトレイルなどでもコントロールを失うことなく走行することができるようです。
今後、トレックからこの最新ユニットを搭載したe-bikeを複数モデル展開予定です。トレックの正式発表までお楽しみに!
継続モデル TREK『 Verve+(ヴァーヴ プラス)』,『Dual Sports+(デュアル スポーツ プラス)』

Verve+(ヴァーヴ プラス)は、25万円台で必要なユーティリティー(例えば、前後ライト、スタンド、泥除けなど)がすべて標準装備されたコストパフォーマンスのよい電動アシスト付きスポーツバイクです。初めて電動アシスト付きスポーツバイクに乗られる方でも扱いやすく、一度乗ると驚きの連続があなたを待っていますよ。

ストレスの溜まり易いデコボコ道や長い上り坂を楽に走ってみたいとは思いませんか?そんな願いを叶えてくれるのが、このDual Sport+(デュアルスポーツ プラス)です。フロントサスペンション付きに加えて、より大容量でスマートなフレーム内蔵バッテリーがライダーを全力でサポートします。
2020年も、ディスクブレーキ標準搭載バイクが盛り沢山。
2019年に引き続き、2020年もMadone(マドン)を筆頭にEmonda(エモンダ)、Domane(ドマーネ)をはじめ、グラベルロードCheckpoint(チェックポイント)など多くのロードバイクにディスクブレーキが標準装備されつつあります。(※一部リムブレーキ装備の継続モデルもあります)今やディスクブレーキは、重量面ではなく安全性・操作性の観点からも世界的に欠かすことのできない重要なマストパーツとなっています。
第三世代 新型Domane SLR、SLがエアロフレームに進化しフルモデルチェンジ!


先日、トレックより正式発表があった新型Domaneシリーズ。業界内でもそろそろフルモデルチェンジするのでは?という雰囲気がありましたが、ようやく今季Madoneに引き続きフルモデルチェンジを果しました。スピードも犠牲にしないエアロフレーム、かつ究極の乗り心地を体感できる『IsoSpeed』テクノロジー、荒れた道をも走破するワイドなタイヤが装着可能、万が一のパンクトラブルでも安心フレーム内蔵ストレージ機構を採用などすべてが新しいエンデュランスロードバイクに生まれ変わりました。
新型Domane SL5のアドベンチャーバイクパッキングの一例
軽量ロードバイク 『Emonda ALR4 DISC』『Emonda SL5 DISC』がラインナップ追加決定!
トレック史上最軽量と謳われるEmondaシリーズに新たにラインナップが2台加わりました!軽量アルミバイクEmonda ALR5 DISCに引き続きEmonda ALR4 DISCが、そしてカーボンバイクはEMONDA SL6 DISCに続きEMONDA SL5 DISCが登場しました。価格コストを抑えながらもブレーキ性能をアップグレードしたまさにコストパフォーマンスに優れたバイクとなっています。また、従来モデルと違い、フロントディスクホースもタイラップ固定式からフロントフォーク内蔵方式に変更されています。


最先端ツーリングバイクとしても使えるグラベルロード『Checkpointシリーズ』
ここ1,2年の間に日本国内でも爆発的に人気を博しているグラベルロード。オンロード、オフロードを問わずに走り回ることができ、まさにロードバイクとマウンテンバイクの優れたところを見事にミックスした夢のようなバイクです。平日は通勤用として、週末にはキャンプ用品を積んでサイクリング仲間と大自然の中でグラベルライドを楽しんでみてはいかがでしょうか?



トレイルライドをより楽しく思いっきり遊びつくせるラインナップが充実!
トレックのMTBシリーズも各モデルともにモデルチェンジされ、パワーアップしての登場です。
会場では、まだ店頭に並んではいないモデルも数多く展示されていましたので紹介します。
充実のスペック。最高に遊べるハードテイルMTB『Roscoe(ロスコ)7』
例年、受注限定生産モデルとして人気を博した『Rosco(ロスコ)』が今年もパワーアップして再登場しました。
フロントフォークにRockShox Judy SL, Solo Air spring 120mmストロークが装備され、27.5×2.8のセミファットタイヤは即チューブレス化も可能です!駆動系はSRAM SX Eagle 最新の1×12速コンポーネント、絶対に外せないドロッパーポストも最初から装備されており、これからマウンテンバイクを本格的に始めたいという方には大変おすすめな1台です。おおよそ税込15万円でこれだけ充実した内容のMTBはなかなかありません。
進化したキングオブマウンテンバイク フルサスXC MTB『Top Fuel 8』
2020年モデルよりアルミフレームの『TopFuel 8』がラインナップに追加されました。
旧モデルに比べて新型はフロントが120㎜、リアは115㎜にストロークアップしました。
また、ヘッドアングルを寝かし、リーチを伸ばした新ジオメトリー採用で荒れた下りでも安定した操作が可能となりました。
さらに下りだけではなく、登りでも有利となるTwistLockデュアルリモートロックアウト機能されています。
そのほかにもここでは紹介しきれない過酷なXCコースやマラソン競技を走破するための様々なテクノロジーが盛り込まれているバイクです。
TREK カスタムオーダープログラム 『Project One プロジェクト ワン』2020年の気になるニューカラーは?

『プロジェクト ワン』は、フレームカラーをはじめ、ホイール、ハンドル、コンポーネント、各種パーツのサイズなどをお客様に合わせてオーダーできる画期的なプログラムです。つまり世界に1台だけのオリジナルバイクを作ることも可能です。
昨年より大きな反響があった職人によってペイントされるプレミアムカラー『ICON(アイコン)』に新たなカラーテーマが追加されました。一般の塗装に比べて、質感・深み・雰囲気のどれをとっても一切の妥協を許さない格別な仕上がりで、まるで芸術品のようです。
◆ 2020 Project One 『ICON』NEWカラーラインナップ紹介 ◆
① 大理石のような美しさ 『Molten Marble』
大理石あるいはベルベットのような美しさを醸し出すペイントテーマ。Trek-Segafred選手もチームバイクとしてツールドフランスで使用しているカラーです。
② 壮大な宇宙空間をイメージした『Cosmos』
広大な宇宙空間に広がる星空を表現したロマンを感じさせるペイントです。夜空に輝く星は、職人によるハンドペイントのドット模様で再現されていたり、フレームの所々には星雲なども表現されています。
Bontrager(ボントレガー)からも新商品が続々。
ライダーの安全を第一に!画期的なヘルメットテクノロジー『WaveCel(ウェーブセル)』
サイクリング中の不慮の事故からライダーのたった一つしかない大切な頭部を守るために、不可欠なアイテムそれが、ヘルメットです。ボントレガーは安全啓蒙活動を推進するなかで、業界内でも革新的なデザインのヘルメットを開発しました。その名も『WaveCel(ウェーブセル)』テクノロジ。様々な角度からの衝撃から頭部を保護するだけにとどまらず、外傷を伴わない脳震盪などの脳障害を引き起こすリスクも大幅に軽減してくれます。
ラインナップは、ロードバイク用のほかにも、マウンテンバイク、クロスバイクに乗るすべてのライダーに向けて数量限定受注品として展開されます。


Trek-Segafredの選手たちを足元からサポートする最高級シューズ『XXX Road(トリプルエックス ロード)シューズ』
ホイールやハンドルなど数々の名パーツを提供し続けるボントレガーの『XXX(トリプルエックス)』シリーズ。その中でも最もホットなアイテムがこの『XXX Road シューズ』です。
シューズは、パワーを効率よくバイクに伝達するうえで重要な部分であると同時に、ライダーのポテンシャルを最高に引き出すために様々な工夫が必要となります。
『XXX』というボントレガーの最高グレードに位置するこのシューズは、軽さ(42サイズ:約261g)はもちろんBoa IP1ダイヤル採用、日本人の足に近づけたアッパー形状により足に優しくフィットします。また、特に足の蒸れが気になる季節でも快適にライドを楽しめるようにシューズ各所に計算された無数の穴が配置されるので、こもった熱を効率よく排出します。
ボントレガーブランド初のショートノーズサドル『Aeolus PRO(アイオロス プロ)サドル』『Aeolus Elite(アイオロス エリート)サドル』に新色登場。
Madoneのようにアグレッシブなエアロフォームで、かつシッティングで高速巡行するのに最適なエアロダイナミクスサドル『Aeolus PRO(アイオロス プロ)』、『Aeolus ELITE(アイオロス エリート)』に新色が登場します。プロジェクトワンで作ったオリジナルバイクなどにもカラーアレンジとして装着してみるのもいいでしょう!
いずれも初回数量限定受注品などでご興味ある方はお早めに!


クロスからグラベルロードまで幅広く自転車に装着できるボントレガー純正バッグが登場!
多くの通学・通勤サイクリストが待ち望んでいたユーティリティーアイテムがついにボントレガー純正品として発売されます。
重い荷物は自転車に載せて、リュックなしの身軽なスタイルでサイクリングライフを楽しみましょう。これからの暑い時期には、これで背中の嫌な汗蒸れからきっと解放されるはずです。
① City Shopper ¥13,932-(税込)
素早く脱着でき、便利なショルダーストラップを備え、買い物や移動を楽に行える、シンプルでエレガントなパニアバッグ。
② City Trunk ¥11,988-(税込)
さまざまなリア用カーゴラックにフック&ループのストラップで固定できる、シンプルで万能なバッグ。
③ MIK Utility Trunk ¥14,904-‐(税込)
対応するMIKラックに素早く取り付けられ、様々な荷物を入れられる万能なトランクバッグ。
【FXへの装着例】
【アパレル関連】
キッズ用ヘルメットNEWモデル『Tyro Child』
お子様の大切な頭部を守るためのヘルメットが新しくなりました。モデルチェンジしたキッズバイクPrecaliberシリーズにも合わせやすいMTB風のデザインになっています。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました!
ブログではすべてをお伝えしきれないほど内容盛り沢山のトレックワールドでした。
また、詳しいバイク・パーツなどの新商品情報に関しましても各店のブログにて随時更新してまいります。
是非お見逃しなきよう毎日チェックをお願いいたします。