クロスバイクとロードバイクの違い
初めてスポーツ自転車を購入される方に多い悩みは「クロスバイクとロードバイクどちらにするか?」という点です。
初心者=クロスバイク、上級者=ロードバイクと思われる方もいらっしゃいますが、決してそうではありません。
スポーツ自転車を使って「何をしたいか」が自転車選びでは重要になるのです。
このページでは、クロスバイクとロードバイクの特徴・違いについて簡単にご説明します。
ロードバイクの特徴
風を切って走る爽快感、脚力がタイヤにダイレクトに伝わりグングン加速していくフィーリングは、ロードバイクならではの気持ち良さを味わうことができます。
軽量で無駄のないデザイン
フレームからホイール、細かなパーツに至るまで、ロードバイクを構成するパーツは無駄をそぎ落とした機能美にあふれています。
ドロップハンドルと細いタイヤ
ロードバイクの外観上の特徴としてドロップハンドルがあげられます。ドロップハンドルは前傾姿勢をキープできるほか、ドロップハンドル上の様々な部分を持ち替えることでロングライドの際に身体の負担を分散することができます。
タイヤは700×25cという細目のサイズが主流になっており、軽量な上に路面との抵抗が少ないため、より軽快に走ることができます。
ロードバイクの価格帯
趣味性が強いロードバイクの価格は非常に幅広く、フレーム素材や搭載される変速機、ホイールなどの種類、グレードにより異なります。価格は8万円前後から50万円前後が多く、プロが使うハイエンドモデルは100万円を超えるものも珍しくありません。用途によりヘルメットなどの用品類の同時購入を検討されるケースも多いです。
ロードバイクの楽しみ方
ロングライド
本来サイクルロードレースのために作られたロードバイクですが、楽しみ方はそれだけではありません。多くのサイクリストは1日をかけて長い距離を走るロングライドを楽しんでいます。各部の操作に慣れてきたら、20キロ(1時間程度)50キロ(3時間程度)と少しずつ走行距離を伸ばしていきましょう。
ヒルクライム
峠道の登りに挑むのがヒルクライムです。脚力や心肺能力はもちろん、ペース配分や自転車の重量もタイムに大きく影響します。
ヒルクライムは自分のペースで楽しめる上に、比較的スピードが遅いため安全に楽しめるのも特徴です。
健康維持・ダイエット
ロードバイクは健康維持やダイエットにもおすすめです。脂肪燃焼を意識した有酸素運動を心がけましょう。
クロスバイクの特徴
ロードバイクの軽快さマウンテンバイクの安定感を組み合わせた自転車がクロスバイクです。クロスバイクは普通の自転車のように気楽に乗り始めることが出来る上に、ちょっとした距離のサイクリングも楽しむことができます。
扱いやすいバーハンドル
クロスバイクの多くは、取り回しやすいバーハンドルを採用しています。そのため、クロスバイクならシティサイクルから違和感なくスムーズに乗り換えることが出来るでしょう。
使いやすいギア変速
クロスバイクの多くは24段前後の変速機を搭載しており、ハンドルから手を離すことなくギア操作ができるようになっています。
クロスバイクの価格帯
クロスバイクには、マウンテンバイクのような太目のタイヤのものや、ロードバイクに近い細いタイヤのものなど様々なタイプがあり、5万円から8万円くらいの価格帯が人気です。
ライトやフェンダー(泥よけ)鍵・スタンドなど、乗り方・用途に合わせてカスタマイズされることも多く、店舗でも様々なアイテムを揃えています。
クロスバイクの楽しみ方
自転車通勤・通学
クロスバイクは自転車通勤・通学に最適です。交通状況にもよりますが1時間で15〜20キロ程度は問題なく走ることが出来るでしょう。
健康維持・ダイエット
座ったまま運動できるサイクリングはランニングやウォーキングと比較して、脚への負担が少ないというメリットがあります。
日常の移動手段として
クロスバイクは買い物や日常の移動手段として使いやすいのも特徴です。オプションでキャリアやバスケットを取付けることもできます。
ご相談はお気軽に最寄りの一条店舗へ
ロードバイクにするか、若しくはクロスバイクにするのか、本当に迷いますよね。
スポーツ自転車を選ぶ際は、種類だけでなくサイズ選びも重要です。
一条では経験豊富なスタッフがお客様に最適なスポーツ自転車選びをお手伝いしますので、お気軽にご相談ください