一条アルチメイトファクトリー宝塚

カスタムパーツ|常識を覆す 高級・高性能ハブ『ONYX（オーエヌワイエックス）』

みなさん冬ボーナスの使い道はもうお決まりでしょうか？
そろそろ愛車のカスタマイズを始めてみたい、もしくは自転車に乗れない寒い時期だからこそパーツなどへの物欲が止まらないというかたもいらっしゃるのではないでしょうか？
そこで今回は、宝塚店スタッフも愛用してやまないカスタムパーツをご紹介します。

アメリカのハブ専門メーカー ONYX RACING PRODUCTS（オーエヌワイエックス・レーシングプロダクツ）

『ONYX』の呼び方は、オニキスではなく正しくは『オーエヌワイエックス』だそうです。
このメーカーのハブの最大の売りは、独自規格である一方向のみに回転力を伝達するワンウェイクラッチ機構Sprag Clutch（スプラグクラッチ）をパワー伝達部分に採用していることです。
では、そのあたりも詳しくみていきましょう！

ワンウェイクラッチ機構 Sprag Clutchとは？

まず一般的なハブ（3つ爪タイプ）を例に挙げて説明すると、

通常のハブはフリーボディ内部にバネで起きる爪が数個付いており、ペダルを踏んでチェーンにテンションが掛かるとハブ側のラチェットに爪が引っ掛かって駆動します。また、力を抜いて空転時には掛かりが外れてラチェットと爪が接触しながら空回りしてジーっと蝉がなくような音が鳴ります。

では、ONYXのスプラグクラッチの場合はどうでしょうか。

ONYXのハブは車やバイクで使われているワンウェイクラッチの技術を応用しているようで、『スプラグ』と呼ばれる無数の爪がシャフトを包み込むように2列でとらえて駆動します。図からもわかるように普通の3つ爪よりも『スプラグ』がシャフトにかかるスパンが短くなっています。DTスイスなどのハブでも採用されているスターラチェット方式では、ノッチ数が18、36、54と決まっており、その数が多くなるほどペダルを踏んだ際の掛かりがよくなります。ただ、その反面ノッチ数が増えるという事は空転時の抵抗もゼロではないということと、トルク伝達のロスでは48ノッチで7.5°、120ノッチで3°と言われています。
この点、ONYXハブは以下の2点で、他バフメーカーと一線を画す高性能なハブと言えます。

①「フリー機構の回転抵抗の少なさ」

②「トルク伝達のタイムラグの少なさ」

実際にスタッフが使用しているONYXのハブを少し分解してみました。

中身は実にシンプル！触った感じからも実になめらかで抵抗ゼロとまではいかないですがスムーズです。
ベアリングにはセラミックベアリングが採用されています。

空転時にあの『シャー』という独特の音がしない無音ハブ

興味本位で売り場の自転車と音の違いを聞き比べてみました。その動画がこちら！

まず普通の3つ爪ハブのラチェット音。

お次は、ONYXハブのラチェット音。

どうですか？音の違いわかりましたか？ほとんどラチェットの摩擦音が聞こえません。音が無いとなにか寂しいと感じる方も少なからずいらっしゃるかもしれませんが。

ラチェット音だけじゃない。トルク伝達タイムラグが極めて少ない。

スタッフもこのハブでホイールを組んでから数百キロ走ってみた感想としては、以前使用していたボントレガー パラダイムエリート（スターラチェットハブ）に比べて明らかにペダルを踏みこんでからの掛かりのロスが少ないことを実感しました。特にヒルクライムなど常にトルクがかかる場面では気持ちいいくらいにグイグイ進んでいく印象でした。さらには、このハブのいいところは『膝にやさしい』ところです。ペダルを踏みこんだ時のショックが少なくこのハブに変えてからは膝が傷みにくくなりました。
加えて、平地でも空走時もスゥーと減速感がないくらいに気持ちよく転がっていくのも好印象でした。
しいて難点といえば、無音ハブだけに歩行者に後ろから自転車が近づいても気付かれにくくなった点とハブ重量が他メーカーより少し重いくらいです。走り出してしまえば、重量はあまり気になりません。

ロードバイク、BMX、MTB用のホイール組にも最適。肉抜き、カラーオーダーも可能です。

ここまで豊富なカラーをオーダーできるハブメーカーもそう多くありません。まして肉抜き加工（フロントのみ）までできるなんて。ボディーカラーはパウダーコート塗装（PC）とアルマイトの2種類で計23色、エンド小物・アクスルのカラーは9色のアルマイトから選択できます。　（※モデル入れ替え時期によっては選択できないカラーもありますので、あらかじめご了承ください。）

エンド小物、アクスルまで色が選べます。

極めつけは、これ！

通常オーダーでのフリーボディには耐久性の高いステンレス素材が採用されていますが、アップチャージをすることで軽量なアルミボディーに変更できます。重量差としてはおおよそ70ｇほど軽くなります。
また、シマノタイプのアルミボディーにはスプロケットの噛みこみを軽減するステンレスクリップが装着されます。

気になる価格とオーダーした場合の納期は？

ONYXハブは高性能ゆえにお値段もそれなりに高くなっていますが、投資して損のないパーツと断言できます。

価格に関しては新モデル発表により価格変動等がありますが、参考までに問屋さんのHP（お客様閲覧用）のリンクをご覧ください。
http://www.mizutanibike.co.jp/?allbrand=onix-racing

納期に関しては、おおよそ注文から2か月ほどです。

また、ONYXハブの乗り心地を体感してみたい方は、スタッフバイク（フレームサイズ50㎝）にも装着しておりますのでお気軽に試乗も可能です。

試乗の際は、運転免許所などの公的証明書をご提示お願いいたします。試乗は晴天時の日中で、おおよそ10分ほどの走行時間でお願いいたします。

宝塚店ではお支払方法に現金・カード・盗難補償付きショッピングローンをご利用いただけます。
ショッピングローンの審査は１５分ほどと短く、月々のご負担も少なくできますのでお気軽にお尋ねください。

一条アルチメイトファクトリー宝塚店

〒665-0843　　兵庫県宝塚市宮の町3-10
TEL 0797-80-7885
営業時間 ：10:00～19:00
定休日：毎週木曜日・第三水曜日（木曜日が祝日の場合は前日水曜日）
駐車場：6台あり

JR宝塚駅・阪急宝塚駅より徒歩9分。ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクなど、スポーツバイクのことなら何でもおまかせください。駐車場6台完備。176号線、宝塚歌劇場前交差点、宝塚歌劇場・手塚治虫記念館すぐ西宮・伊丹・宝塚唯一のトレックコンセプトストアです。

~ 各最寄り駅から宝塚駅まで ~

阪急西宮北口駅より今津線１４分。

阪急川西能勢口駅より宝塚本線急行１２分。

ＪＲ尼崎駅より宝塚線快速１８分。

ＪＲ伊丹駅より宝塚線快速１２分。

ＪＲ三田駅より丹波路快速１３分。

阪急川西能勢口駅より宝塚本線急行１２分。