TREKの人気マウンテンバイク、X-CALIBER 7のオーナー様より、「街乗りでの快適性と走行性を格段に向上させたい」とのご依頼をいただきました！

X-CALIBER 7は本格的なオフロード走行も可能な素晴らしいバイクですが、舗装路やアスファルトがメインとなる日常使いでは、マウンテンバイク特有のブロックタイヤ（ノブタイヤ）は「抵抗が大きく、漕ぎが重く感じる」「タイヤの消耗が早い」という課題があります。

今回は、この課題を解決し、街乗りで最も快適に走れる仕様へとカスタマイズしました！

カスタムのポイント：29インチと700Cの共通規格に着目

X-CALIBER 7の標準タイヤは29インチ（ETRTO 622）。実は、ロードバイクやクロスバイク、グラベルロードバイクで一般的な700Cも、リム径の規格は同じETRTO 622で共通です。

この共通規格を利用することで、本格的なロード/グラベル用のタイヤをマウンテンバイクのホイールに装着することが可能になります！
（※なお、装着するタイヤの太さによっては、ETRTOのほかにリム幅も関係してくるので確認が必要です。）

️ 装着タイヤ：日本の道を知り尽くしたメーカーの逸品

今回オーナー様へご提案させて頂いたのは、日本のタイヤメーカーであるパナレーサー（Panaracer）の傑作タイヤです。

Panaracer 『GRAVELKING SS TLR 700×45c』￥6,600-（税込）

 なぜこのタイヤが最適なのか？ 3つの理由

1. 最高の転がり抵抗とグリップのバランス 『GRAVELKING SS (Semi Slick)』の名の通り、トレッドの中央部はスリック（溝なしに近い）で転がり抵抗が極限まで少なく、舗装路ではロードバイク並みの軽快な走行感を実現します。一方、サイドにはしっかりとパターンが配置されており、ちょっとした砂利道やコーナーでの安心感のあるグリップを提供します。
2. 快適性を追求した絶妙な太さ 700×45cは、ロードバイクの細いタイヤにはない圧倒的なエアボリュームを持ちます。これにより、路面からの振動吸収性が格段に向上し、段差の多い街中でもフカフカとした快適な乗り心地を実現します。
3. 信頼のTLR（チューブレスレディ）対応 ※今回はチューブを入れての装着となりましたが、TLR対応であることで、将来的なチューブレス化も可能です。

カスタムの成果：軽快な走りと快適性の融合

タイヤを交換したことで、X-CALIBER 7は見た目のワイルドさはそのままに、ペダリングの軽さとスムーズな加速を手に入れました。

まとめ

マウンテンバイクのフレームが持つ頑丈さと高い安定性は、街乗りでも大きなメリットになります。そこに、日本の技術が詰まった軽快なタイヤを組み合わせることで、「最強のアーバンクルーザー」が誕生します！

マウンテンバイクを街乗りメインで使っていて、「もっと軽く走りたい」「乗り心地を良くしたい」とお悩みの方は、ぜひタイヤカスタムをご検討ください！

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