今年の夏に、初めてシクロクロスバイクに乗りだしまして、レースに出るかまでは分からないのですが、
かな~り、シクロクロスバイクにはまっております。
少し前、2013モデルの「SALSA WARBIRD」です。
厳密に言うと、このバイクはシクロクロスでは無くて、グラベルレーサーになります。
グラベル=砂利の未舗装路。広大なアメリカには長い長い砂利道がたくさんある様で、そんな道を走るレース向けに作ったバイクです。
シクロクロスと違うのは、長距離・安定志向の設計になっていること、ケーブルのルーティングなど、担ぎ易さは意識していないことです。でも、まあ、その気になればシクロクロスのレースもOKです。
話がややこしくなっちゃうので、「シクロクロス」ってくくりで話を進めます。
僕自身、シクロクロスのレースを目指してるワケでも無いので、パーツは好きに選んでます。ギアはロード用のコンパクトのままです。シクロクロスのレース向けのギアには変えてません。長い峠越えもしやすいように普通に34Tインナーギアを使ってます。
タイヤは700×35Cで、これは正式なシクロクロスの大会規則では使えない太さです。
規則通りの33Cじゃ、オフロードを気軽には走りにくいかと思ってやや太めです。38Cくらいでも良いかと思ってます。
で、シクロクロスバイクの何にはまっちゃったのか?
そのボーダーレスな走りの幅の広さです。
峠を走れば、ロードの方が軽快です。
ダートを走れば、MTBの方が操りやすいです。
でも、シクロクロスはその両方を楽しむことができます。
両方とも、自分次第で何とかなっちゃうのです。この「何とかなる」感覚が楽しい!
個人的なお勧めは、断然、ディスクブレーキ付きのシクロクロスです。
ツーリング中の舗装の悪い下り坂なんかは、ものすごく快適です。この部分では、ロードバイクよりはるかに良いです。
オフロードのトレイルじゃ、やっぱりディスクブレーキ付きじゃないと楽しめないでしょう。
簡単な土の道や、砂利の浮いた緩い上りなんかじゃ、マウンテンバイクじゃ出せないスピードで進んでくれるのも、僕にとっては新鮮な感覚です。
某廃線跡へ走りに行くのにも、思いっきりはまってるのですが、そこは砂利と枕木だらけの道。
マウンテンバイクの方が楽なのですが、シクロクロスでも楽しい!!
そして、コーヒー付きは、基本的なMyルール。
やっぱり、アドベンチャー感覚がイイんです!!
河川敷・峠越え・廃線跡を行くのが、シクロクロスで行くのにめちゃくちゃ楽しいです。
ソロライドの様子を、ちょっと動画にまとめてみましたよ♪
度々行ってる廃線跡ですが・・・
この時は、一条SALSA部名誉部員さまの「SALSA WARBIRD‐Ti」のお供です。
この「WARBIRD‐Ti」は、「WARBIRD」の最上位モデルで「Ti」が示すようにチタンフレームです。
しなやかなチタンバイクは、シクロクロスよりも長距離向けのグラベルロードにはピッタリです。
「錆び無い」金属チタンは塗装要らず。サンドブラストだけで表現されたグラフィックが高級感を演出し、とても素敵です。