一条アルチメイトファクトリー京都

マウンテンバイクのカスタム作業を行いました

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京都初のTREK（トレック）コンセプトストア、一条アルチメイトファクトリー京都です。
初めての方、女性の方大歓迎です！お気軽にご相談下さい。

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マウンテンバイクでの山遊びはオフロードをハイスピードで駆け降りるイメージが強いかと思いますが、登りも大変に奥深く、テクニックと体力を要求される楽しい要素の一つだったりします。


スタッフライドの一幕ですが、登りの道すがら難易度が高そうな区間を見つけると皆しきりにチャレンジしていました。

今回はオフロードの登りを助けてくれるドライブトレインのカスタムと、下りでのブレーキング操作をよりダイレクトにさせてくれるカスタムのご紹介です。

ベースとなるバイクは一条アルチメイトファクトリー京都店イチオシのフルサスペンションマウンテンバイクのTREK SLASH（トレック スラッシュ）の2018モデルグレード9.7をカスタムいたしました。

今回のカスタムパーツ一式がこちら！！

マウンテンバイクのドライブシステムとしてはもはや当たり前になってきたSRAM EAGLE（スラム イーグル）

「1×12スピード」「リア最大50ｔ」と導入における大きなメリットが特徴ですが、これまでは導入するにもハイグレード（XX1、XO1、GX）のパーツ構成しか選択肢がなく、かつSRAM専用フリーボディ「XDドライバー」が必須でしたが、数か月前に新たに展開が始まった「NX EAGLE」により導入のハードルが一気に下がりました。

画像左：シマノフリーボディー　右：SRAM XDドライバー

①導入コストの低価格化、②これまではSRAM専用のXDドライバーという専用ボディをホイールに取り付けしないと50tのカセットスプロケットを取り付ける事ができないといった問題を既存のSHIMANO対応フリーボディに取り付けが可能になりました。
①②の要素はとても大きく、そもそもXDドライバーに変更可能なホイールをあらかじめ装備しているか、もしくは新たに用意し、更にXDドライバーの購入取り付けが必須となっていたところ、安価なホイールでも導入できるようになりましたのでユーザーに大変優しい変更点となっています。

とにもかくにもこれまでよりもかなりお安く12速化とローギア50ｔが可能になりました。

今回のカスタムではホイールをそのまま使う為にカセットスプロケットだけ「NX EAGLE」を選び、その他のシフター、リアメカ、チェーンは1段上位グレードの「GX EAGLE」を選択頂きました。

元は11スピードの「NX」からパーツをそれぞれ換装していきます。



「NX」1×11スピード、リア最大42tから「GX&NX EAGLE」1×12スピード、ローギア50ｔへのカスタムが完了しました。
里山遊びでの登りでの体力の消耗を抑え、押上げが減ることで時間の短縮にもつながります。

続いてブレーキのカスタムを行います。
ベースバイクのSLASH9.7（スラッシュ9.7）は以前にブレーキを標準装備のSRAM GUIDE R（スラム ガイドR）から、制動力と制動操作性の高さに定評のあるMAGURA MT7（マグラ エムティー7）に換装していいただきました。


今回はこちらのブレーキレバーブレードを仕様違いのものに取り換えます。

MAGURA  HC3 Adjustable Brake Lever（マグラHC3アジャスタブルブレーキレバー）
※MAGURA MT8/MT7/MT6/MT Trail Carbonに取り付け可能

こちらのHC3レバーブレードは従来のものにもあるリーチ調整・パットコンタクト位置調整に加えてレバー比の調整機能が追加されておりますので、従来よりも更に細やかなブレーキタッチの調整が可能になりました。
レバー比の調整が行えることでレバータッチだけではなく、制動力自体の調整も可能になっています。

細かなブレーキコントロールができるようになりますので、目まぐるしく変わるダウンヒルでの状況変化に対してより適切なブレーキングアクションを行うことができるブレーキに変わります。
HC3ブレーキレバーに換装した事で高いスキルをお持ちの方は下りでの無駄の少ない走りの助けになるでしょうし、ビギナーの方でも直感的なブレーキ操作に対して素直に制動してくれるので間違いなく怖さを軽減してくれるはずです。

今回のカスタムではベースとなるバイクのTREK SLASH（トレック スラッシュ）の基本性能の高さもあり、里山でのトレイルライドからゲレンデでのハードなダウンヒルまで楽しむ事ができるカスタムとなりました。

ブレーキレバーブレードのカスタムに関してはMAGURAのブレーキが必要になりますが「SRAM EAGLE」に関しては現行の完成車であればほぼ全てのバイクにとって有効なカスタムになります！

今回のカスタムパーツのお値段ですが・・・
【SRAM EAGLE】
カセット:SRAM (NX EAGLE) PG1230 11-50T　　   ￥16,200-
リアメカ： SRAM  GX Eagle Type3 RearDerailleur　￥17,280-
チェーン：SRAM PC-EAGLE Chain 　      　　  　   ￥4,320-
シフター：SRAM GXEagle Trigger Shifter             　￥6,480-
パーツ金額合計は￥44,280-　

【MAGURA MT7】
レバーブレード:MAGURA  HC3 Adjustable Brake Lever    ￥19,440-（2本分）

※上記価格はいずれも税込み表示となります。また取り付け依頼には別途作業工賃が必要になります

以前にスタッフバイクのSLASH9.7を同じくEAGLE化したのですが、その際はXX1グレードをベースにパーツを選択しましたので価格の参考などによろしければご覧ください。【】枠内をクリックで紹介記事が開きます。

【「第2弾」スタッフバイクカスタムブログ~SRAM Eagle&MAGURA Vyron~】

ハイエンドパーツにはお値段なりの特性が、特性は失っても基本システムはしっかりと使う事のできるミドルグレードパーツ。
お客様のご希望に応じる事のできる適切なカスタムパーツのご提案を心がけておりますので、カスタムをお考えのお客様はぜひ一度ご来店頂き、お気軽にスタッフまでご相談ください。

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