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一条アルチメイトファクトリー京都

【京都】街乗りに使用中のクロスバイクやロードバイク 消耗品交換のススメ

2024年1月28日 [一条アルチメイトファクトリー京都]

パーツ・アクセサリ

突然ですが現在ご愛用中のクロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクなどの消耗品の傷み具合は把握されていますか?
特に通勤通学や普段の街乗りにもご使用いただいている場合には適切な交換時期を逃して使い続けてしまい修理に余計な出費が必要になるケースを少なくありません。
当店でご購入いただいたスポーツバイクであれば無料点検を受けていただく事でいつでも消耗度合いをご確認いただけます。

本日は代表的な消耗品の交換の目安をご案内させていただきます。

ブレーキ用品

リムブレーキシュー交換:1セットおおよそ2,000円~
ディスクブレーキパッド交換:1セットおおよそ2,000円~
ディスクローター交換:1枚おおよそ2,000円~

※費用は完成車と同等品での工賃を含んだ金額です。前後とも交換が必要な場合は費用が倍になります。

リムブレーキタイプのブレーキシューは見た目にも減り具合がわかりやすいので、いびつな形に摩耗していたり割れが出ている場合には交換が必要です。気づかずにそのまま使い続けると車輪の制動面を削っていってしまい本来ブレーキシューの交換のみで済むはずが車輪ごと取り替えないといけない事態にもなりかねません。

ディスクブレーキの場合は上の画像のようなブレーキパッドでディスクローターを挟み込んで制動します。
摩耗度合がリムブレーキタイプのブレーキシューよりも目視で確認しづらいのですが、取り外して新品と比較してみると違いがよくわかります。
下側のバックプレートもそこそこの厚みがあるのでまだ大丈夫と誤認しやすいので確認の際にはご注意を。
上側のパッド部分が右のように薄くなっていれば速やかに交換が必要です。
確認しづらい場合はライトをブレーキ部分に照射すると確認しやすくなります。

もしもブレーキパッドが交換時期をとっくに過ぎてしまった状態で使用を続けてしまっていた場合には、硬いバックプレートがディスクローターをすり減らしてしまい最悪の場合ブレーキシステムが壊れて機能しなくなってしまう恐れがありますので3か月に1度くらいは現状の確認をおススメいたします。

またディスクローターも少しずつ痩せてきますので一定以上すり減った場合にはこちらも交換が必要です。
専用のチェッカーを常備されている方はなかなかおられないと思いますのでこれらの確認にも定期メンテナンスへの持ち込みが有効です。

チェーン

チェーン交換:おおよそ5,000円~

チェーンも走行距離に応じて「伸び」が出たり、著しくサビてしまった場合には交換が必要です。
こちらはたくさん走った結果チェーンが伸びて交換が必要な「ある程度の距離を走った結果の摩耗」と長期間放置や雨ざらしにした場合の「時間経過による腐食(サビ)」の二通りの交換目安があります。
距離も時間経過も、運動強度の強弱や保管状況などによって交換までの期間は大きく変化しますがざっくりとお伝えすると距離は3000~5000km程度、時間経過は油切れを起こしていない場合で2~3年程度(注油をまったく行わずに雨ざらしの場合では2か月程度でサビきってしまう事も)。「伸びた」「錆びた」のどちらかの症状が出たらチェーンを交換しましょう。

伸びのチェックには専用のチェッカーで行います

手前二つのピンをチェーンに差し込んだ状態で画像奥のピンをチェーンに差し込んでみます

力をかけずに押してみて差し込めない場合はまだ伸びていません

ひっかかりの抵抗感なく差し込めてしまう場合には要交換です。
この一定の伸びが出た状態ではチェーンの交換だけで問題はありません。

が、伸びが出たチェーンを更に使い続けると、もちろんチェーンは更に伸び続けます。

ここまでいった状態ではほとんどの場合でチェーン交換だけでは済まず伸びたチェーンに合わせて削られた後ろのスプロケットを交換しないといけなくなります。

更に悪化するとフロントのギア板もしくはクランク丸ごと交換しないといけない事態にもなってしまい、本来ならチェーン交換だけで済んだ費用が倍以上の出費につながってしまいます。
修理費用だけで済めばまだ良いですが、傷みや腐食の激しいチェーンは相応に劣化しているので最悪の場合には走行中に「チェーンの断裂」やギア歯とチェーンの噛み合いが悪いことで起こる「歯飛び」などで思わぬケガを負ってしまう危険があるので適切なタイミングで無駄なくチェーンを交換しましょう。

タイヤ

タイヤ交換:一本5,000円~
チューブ代:一本1200円~

※費用は完成車と同等品での工賃を含んだ金額です。チューブのみの交換の場合には工賃1,100円が別途必要になります。

タイヤも同様に「走行距離による摩耗」と「時間経過による劣化」を交換の目安とします。

3000km程度走行した場合にはタイヤの路面との接地面が平らになってくるのでこれを目視で確認します。
前後輪で摩耗量に差が出るのですが後輪側の摩耗を確認してください。
チェーンを介した後輪側の動力や荷重の前後バランスによりこの差が生まれるのですがこの記事では割愛させていただきます。

後ろタイヤを確認して上画像のように路面との接地面が台形型のように平らになっていればタイヤの交換が必要です。
平らになった後も乗り続けるとバーストのリスクやスリップによる転倒のリスクが増加してしまいます。

時間経過による劣化は前回のタイヤ交換から2年程度が目安になります。
走行距離は1000kmにも満たないが4年使い続けている。といった場合には交換をおススメいたします。
時間経過による劣化は主にはタイヤの表面に小さなひび割れとなってあらわれます。
小さなひびであれば無視しても構いませんが、上画像の要にタイヤの表面に亀裂が走っていればすぐに交換が必要です。
ひび割れが出ていない場合でも表面が硬くなることで路面とのグリップが損なわれてしまっているのでそのままの使用は危険です。
またインナーチューブも同様にゴムが主な材料となっているので2年以上そのままで使い続けている場合にはタイヤと同じタイミングでの交換がおススメです。

 

本日は代表的な消耗品の交換目安をご紹介させていただきました。
今回ご紹介させていただいた消耗品に関しては適切なタイミングで交換していく事で愛車を良い状態で長く使い続ける事ができます。
安全にもつながる重要な部分となりますので定期的な確認を行ってください。
ご自身での判断が難しい場合には気軽に当店での点検にお持ち込み下さい。


【一条アルチメイトファクトリー京都店】

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定休日 :毎週火曜日、第2・第3月曜日

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