グロータック EQUAL機械式ディスクブレーキセット取扱店舗【宝塚】

2022年1月20日［一条アルチメイトファクトリー宝塚］

この度、当店ではサイクルトレーナーでもおなじみのグロータックから新発売されました『EQUAL機械式ディスクブレーキセット』の取り扱いを始めました。
現在、リムブレーキロードバイクにお乗りの方で、将来的にディスクロードバイクへお乗り換えをご検討されている方にも大変おすすめできる商品です。
今回は、EQUAL機械式ディスクブレーキの商品説明とフレームセットでの載せ替え事例も併せてご紹介してまいります。

グロータック『EQUAL機械式ディスクブレーキセット（フラットマウント用）』￥33,220-（税込）2個セット

EQUAL機械式ディスクブレーキの特徴

機械式ディスクブレーキとしては、世界最軽量級のおおよそ136ｇ（片側）。
ケーブル、パッドを含む重量も他のハイグレード油圧ブレーキと同等を実現しています。
軽量化を目指される方、ヒルクライム仕様にしたい方にも最適です。

また、ケーブルに関しては引きの軽さで有名なNISSENのステンレスインナーケーブル使用しています。さらにVesrah社との共同開発したレジン系のセラミックセミメタル（EVO RESIN）摩擦材、アルミバックプレートを採用したパッドが使われており、高い制動力と耐久性を持ち合わせています。加えてパッドクリアランスは左右独立しており、無段階調整が可能となっています。

ブレーキフィーリングも油圧ブレーキと遜色なく、むしろ細やかな制動力の強弱がしやすく感じられます。いわゆるカックンまたはガツンという極端な癖がないところがいいところです。

性能以外では、カラーバリエーションが非常に豊富な点が挙げられます。
フレームに合わせて、ワンポイントとしてアレンジできるのも魅力的です。カラーは全部で5色。【グレー、ブルー、ゴールド、レッド、ピンク（限定色）】

フレームセットでのリムブレーキから機械式ディスクブレーキへの載せ替え事例

本事例では、既存のコンポーネント（Shimano Ultegra Di2 パーツ一式 ※リムブレーキを除く）を活用しつつ、新型EMONDA SLR DISCのフレームセットへ載せ替えを行いました。
油圧ブレーキ化も可能ですが、その場合にはホイール以外に油圧式電動STIレバーと油圧式ディスクキャリパーを買い直ししなければならず、載せ替え費用が高額になってしまいます。
そこで、既存のＳＴＩレバー（ワイヤー）タイプでも引ける機械式ディスクブレーキの登場です。
以下が載せ替え後のバイクです。

**モデル：2021 TREK EMONDA SLR7 DISC 【載せ替え後】**

いかがでしょうか？キャリパーボディーサイズも、油圧ディスクに比べてかなりコンパクトにまとまっています。
また、最近のロードバイクフレームで定番化しつつあるワイヤー内臓式に関していえば、このEQUALは、ブレーキワイヤーがフレーム内側からキャリパー側へスムーズに配線できるよう緻密にブレーキラインを計算して作られています。
そのため、見た目のほか摺動抵抗が劇的に少なくなり、油圧式に引けを取らない伝達効率と強力な制動力を生み出します。
機械式ディスクブレーキもここ数年で大きく変化しています。ご紹介したグロータック以外にTRPというメーカーからも優秀な機械式ディスクブレーキがリリースされています。