一条アルチメイトファクトリー京都西
Checkmate SLR9 AXS ライドインプレッション【京都の紅葉シーズン真っ盛りにグラベルを走ってみた編】
2024年12月2日 [一条アルチメイトファクトリー京都西]
Checkmate SLR9 AXS ライドインプレッション
【京都の紅葉シーズン真っ盛りにグラベルを走ってみた編】
Checkmate SLR9 AXSという大変貴重なハイエンドバイクに乗る機会に恵まれましたので、早速走ってきました。
私自身、レースに出たりハードな乗り方をするわけではないので説得力のないインプレッションになるかと思いますがよろしくお願いします。
それはさておき、この日は特別でした!
京都嵐山周辺の紅葉がちょうど最盛期、しかもお天気は文句なしの快晴、気温もほどよくポカポカ快適という年に数回あるかという絶好のライド日和♪
この日のルートは舗装路区間、グラベル区間、フラット、急勾配の登り下り、広い幹線道路、などなど距離は短いながらも変化に富んでおり、Checkmate SLRの実力を試すには最適と思いチョイスしました。
よく走る定番のルートなので、普段乗っているグラベルバイク(TREK 520)との違いにも気づきやすいはず。
<急勾配の登り>
まず当たり前すぎて何のインプレッションにもなってませんが、軽い、良く走る、良く登る、これに尽きます。
グラベルバイクとしては最軽量の部類に入るであろう約7.5kgの軽さ、フレーム、ホイール、パーツすべてが高性能ハイエンドで剛性も高く、とにかくグイグイ進みます。
といっても嫌な固さは全くなくて、非力な私でも足の負担を感じることなく面白いようにスイスイ登っていく感覚と言った方が良いでしょうか。
登り終わったときの疲労度が普段とはかなり違うのを感じました。
あと特筆すべきはCheckmate独特のハンドリング
とにかく真っ直ぐ進むんです。
ハンドルをあえて切ろうとしないとすぐに直進方向へ戻される感じといいますか、それだけ聞くと「なんだか乗りにくそう」と思われるかもしれませんが、逆に普段のバイクは真っ直ぐ走らせることを常に意識して神経を使っていたのかもしれないな、と気付かされます。
特に急勾配の登りは、荷重がリア寄りになることと低速になることでハンドルがふらつきやすいので、余計に違いを感じます。
Checkmateはバイクが自然と真っ直ぐ走ろうとしてくれるので、ライダーはハンドリングを意識することなくペダリングだけに集中でき、この点も疲労軽減に一役買っている気がします。
<急勾配の下り坂>
先ほどのハンドリング特性により、とにかく直進安定性は抜群です。
ただヘアピンコーナーのようなところでは、普段よりやや大きく膨らみやすい気がします。
ですが、あえて攻めた走りをしない限り全く問題なく慣れの範囲です。
そもそもレースでもないのに下りを攻める必要もなく危ないですよね。安全第一でいきましょう。
Checkmateに限ったことではないですが、ハンドルを切って曲がるというより、バイクを倒して曲がることでスムーズに走れるのですが、フレーム、ホイール、ハンドルなどすべてが高性能でバランスが良いので、バイクを傾けたときの安定感は素晴らしいです。
あと見た目以上にエアロ性能も高い気がしますね。
普段のバイクとは風切り音が明らかに違いますし、スピードも乗ります。
<グラベル登り>
舗装路の登りと全く同じ印象で、とにかくよく登るのですが
ここで威力を発揮するのが新型SRAM RED XPLR E1
UDHフレームに直付方式のディレーラーは急坂でトルクがかかった状態のまま無理やりシフト操作してもガチャつくことなく余裕で変速してくれるので大変助かります。
激坂の途中で力を抜きたくないのに変速するために仕方なくトルクを抜かないといけない、なんて煩わしさがなくなりました。
今回はわざとトルクをガシガシかけながらの変速操作を何度も試しましたが
ガチャガチャガチャ!と嫌な音がしたり、なかなか変速してくれない、といった場面はありませんでした。
ただシフトダウンとアップでは明確に差がありまして
・シフトダウン時はほぼ無音でショック無し
・シフトアップ時はギアが落ちてはまる瞬間にガチャンというショックと音があります
まあ激坂でトルクかけながらシフトアップする、なんて場面はあまり無いと思いますし、シフトアップするときの多少のショックは変速システムの構造上避けられないかなと思います。
あと完成車標準のフロントギアは42Tです。
普段のグラベルバイクでは36Tを使っているので、走る前は軽いギアが足りるか少し不安でしたが、結果的には問題ありませんでした。
ただもっと急なコースへ行くとなると少しギア比が重いかなと思います。
レースバイクとしてはこのくらいのギア比が妥当なのだと思いますが、もし自分のバイクとして使うなら40Tか38Tに変更するでしょう。
<紅葉鑑賞>
ここで小休止してしばし紅葉鑑賞タイム
どこが紅葉スポットというよりコース全域でずっ~と紅葉真っ盛りなんです。
快晴の青空とのコントラストも素晴らしく、一度写真を撮り始めると、走ってはすぐ止まって撮影、また少し走っては止まって撮影の繰り返しになるのでキリがありません。
いつまでも時間があるわけでもないので、やむなくパスしたポイントは沢山あります。
それにしてもCheckmateのペイントがすごく写真映えするんですよね。個人的にはものすごく好みのカラーです♪
<グラベル平坦>
平坦なグラベル路面はCheckmateがまさに本領発揮する場面で、とにかく速い!の一言で終わりです。
私レベルの非力な出力でも少し踏むと驚くほどスピードが出るので、セーブしながら走ってました。
グラベル路面の上をエアロロードで走っているような感覚です。
これプロ選手がレースで本気で漕いだらどうなるんだろ?とか思ってしまいますね。
直進安定重視のハンドリング、剛性の高さと乗り心地のよさ、高性能トランスミッション、エアロ性能の高さ
まさに最高峰のグラベルレースバイクです。
<グラベル下り>
今回のライドで唯一ネガを感じたのが、荒れたグラベルの下りです。
スムーズなグラベル路面であれば「速い」「快適」の印象に尽きるのですが、急勾配でガレた区間は普段のバイクの方が走りやすく感じました。
もちろん私自身のスキルの低さが一番の原因ではありますが、一旦それは置いといて、ひとつの原因はタイヤかな?と思います。
Girona RSL 700x38cはスムーズな路面だとロードバイク顔負けの速さですが、ガレた区間ではやはり40c以上の太さが欲しいところです。
悪路でのコーナリングにやや不安感があったので、ブロックの高さ(特にサイド)ももう少し欲しいと思いました。
Checkmateのタイヤクリアランスは45cまで対応なので、タイヤは好みのものに交換すれば問題ないでしょう。
あとガレた下りが走り難かった理由はタイヤがどうのこうのもありますが、借り物の超高額バイクで走っている以上、間違っても傷は付けられないというプレッシャーがあり、必要以上に慎重に飛び石や枝がありそうなところは避けて避けて終始ヒヤヒヤしながら走った影響も大いにありますね。
自分のバイクなら何のためらいもなく突っ込むところを、いちいち減速して避けていてはスムーズに走れません。
ということでグラベルのダウンヒルはしっかり走れていないので、いまいちインプレッションになってないですが、シートポストがKVFエアロ形状のため、ドロッパーポスト非対応な点はハードな下りを頻繁に走る方にとっては分かりやすいマイナス面だと思います。
<広い幹線道路下り>
舗装路の平坦や広い舗装路下りもCheckmateが最も得意とするシチュエーションかもしれません。
とにかくめちゃくちゃ快適で速いので疲労感がいつものバイクとかなり違います。
太いタイヤと直進安定性のおかけで楽に安全に走れます。
このことから、グラベルを走る走らないに関わらずブルべやロングライド派の方にとっては、まさに理想のバイクかもしれないと思いました。
ただしラックマウントやフォークマウント、フレーム内蔵ストレージなどは省かれているため、荷物の積載力は一般的なグラベルバイクの方に軍配が上がります。
もちろんそういったものを捨てたからこその、高い走行性能だと思いますので、ハイエンドのレースバイクとしては正解でしょう。
全くレースをしない私が言っても何の説得力もありませんが、ホイールとタイヤをロード用に変えればヒルクライムレースも本気で競えるほどのポテンシャルがあるように感じます。
ロードレースやクリテリム、シクロクロスなどには向いてないだろうなと思いますが。
ということで、おいそれと買える価格のバイクではないですが、乗ってみて俄然欲しくなったのは言うまでもありません。
とにかく舗装路もグラベルも関係なく快適で楽に速く走れますし、何より乗っていてすごく楽しい、ひと漕ぎひと漕ぎにワクワクするようなフィーリングがあったんですよね!
フレームセット(税込60万円)に手持ちの部品を移し替える(電動コンポに限られますが)のであれば、まだ現実的な価格ですので、真剣に考えてしまいます。
乗り方によりますが、ロードバイクとグラベルバイク2台所有するより、その分をCheckmate SLRのようなハイエンドバイク1台に集約する(ロード用とグラベル用のホイールを用意して入れ替える)のも合理的だと思いますしね。
Checkmate SLR9 AXS Sサイズ
12月8日まで京都西店にて展示しておりますので、気になる方は是非見に来てください!
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【一条アルチメイトファクトリー京都西店】
〒615-8213 京都市西京区上桂北村町205
TEL 075-748-9005
月 定休日
火 定休日
水 11:00 – 20:00
木 11:00 – 20:00
金 11:00 – 20:00
土 11:00 – 20:00
日 11:00 – 20:00
※祝日の場合は、翌日が振替休日となります。
阪急嵐山線「上桂」駅から徒歩約10分
京都縦貫道「沓掛」ICから車で約10分、亀岡市からも車で約30分
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その後に「予約確定メール」が届いた段階ではじめて予約確定となりますのでお気を付けください。
前日や当日のご予約はご期待に添えませんので、2日以上前からのご予約をお願いいたします。
「フィッティングスタジオ」と「1F店舗(一条アルチメイトファクトリー京都西店)」は別会社となっております。
1F店舗の一条アルチメイトファクトリー京都西店ではご予約の申し込みや専門的なご説明が出来かねます。
フィッティングやご予約に関してのお問い合わせは以下にお願いいたします。
Eメール Bikefit1@pedalforth.com
電話FAX 075-874-2349
※営業日でもフィッティングの予約等が無い日はスタッフ不在となります。ご了承ください。
フィッティング当日ご用意していただくもの
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以上、ご了承いただきますようお願いいたします。
Pedalforth Fitting(ペダルフォース・フィッティング)
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