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一条アルチメイトファクトリー京都

マウンテンバイクの組み立て、セッテイングはお任せください!!

2017年7月3日 [一条アルチメイトファクトリー京都]

バイク

京都でTREK(トレック)のロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクなど、

スポーツバイクのことなら何でもおまかせください!

京阪三条駅11番出口スグ上、京都市内のど真ん中、鴨川沿いに面し夏の風物詩「川床」を望める絶好のロケーション。

滋賀県からもアクセス良好で京都から琵琶湖一周も自走しやすくサイクリストの強い味方。

京都初のTREK(トレック)コンセプトストア、一条アルチメイトファクトリー京都です。

本格的に梅雨入りして毎日蒸し暑い日が続いてますね!
梅雨が明ければいよいよ夏本番です!!
そんな暑い日にも、マウンテンバイクで山の中を走れば木陰のなかを涼しく気持ちよく走れますよ!
自然の中でマイナスイオンを感じれるマウンテンバイクを始めてみませんか?
本日は、マウンテンバイクのことを熟知し、京都の里山を毎週走っている梶川がオススメする、
日本人の体格や日本の里山に適したマウンテンバイクのセッテイングについて、先日ご納車させていただきました
マウンテンバイクを例にご紹介させて頂きます。

2017年モデル 
TREK REMEDY9 RACE SHOP LIMITED(トレック レメディー9 レースショップリミテッド)
税込価格 ¥499,000-

通常、自転車はメーカーからの発送時は、約7割まで組み立てた形で箱に入って届きます。
なので箱から出してタイヤとハンドルを取りつければ、下の写真のようにパッと見た感じは出来上がっているかのような状態です。

ですが、そのままの状態では安全に走るにはとても危険なことが多いので、一条アルチメイトファクトリーでは、
すべての自転車の組み立てにおいて、まずほとんどの部品を一度ばらしてから一つずつ確認して
組み付け直していきます。 出来れば全ての作業工程をお伝えしたいのですが、非常に長いお話になるので、、、

今回は、冒頭にも書きましたようにマウンテンバイクのセッテイングについてのご紹介なので、
これをすれば、マウンテンバイクが快適で乗りやすく、楽しくかっこよくするためのポイントを
ご説明させていただきます。

まずは足回りから

マウンテンバイクの定番!
ホイールのチューブレス化!!
チューブレスって何?って方もいるかもしれないので、簡単に言いますと、
通常自転車のタイヤは、ホイールにタイヤとインナーチューブの三つで形成しています。

チューブレスというのは、専用のホイールとタイヤを使いインナーチューブを抜いた状態で
タイヤを膨らませたもののことを言います。

メリットは?
インナーチューブ入りのタイヤよりも、空気圧を低圧にすることが可能になりクッション性がよくなります。
しかも低圧にすることでタイヤの接地面積が多くなりグリップ性能が向上します。
さらに、チューブが無くなることでチューブ入りタイヤでよく起こってしまうリム打ちなどのパンクのリスクも軽減し、タイヤシーラントという専用の液体を入れることで、小さい穴が空いても空気の漏れを押さえてくれるので、
パンクもしにくくなり安心感を持って楽しむことが出来ます。

舗装路を走るロードバイクとは違い、山の中の荒れた路面を走るマウンテンバイクではタイヤのクッション性と
グリップ性能はロードバイク以上に重要な為、チューブレス化はかなり効果的でオススメなカスタムです!

ここからは作業工程の写真を使いながらご説明を。

まずはタイヤとチューブをホイールから外します。

2017年モデルのTREK REMEDY9 RACE SHOP LIMITED(トレック レメディー9 レースショップリミテッド)に使用しているBONTOREGER(ボントレガー)タイヤはチューブレスに対応しており、さらにホイールもチューブレスに対応した
リムストリップが標準で付属しているので、チューブレス用バルブを付け足すだけでチューブレス化が可能です!

リムストリップが付いた状態で

チューブレス用のバルブを取り付けて

下準備完了です!

タイヤを嵌めていく前に

STAN‘S NO TUBES(スタンズ ノーチューブス)RACE SEALANT(レースシーラント)を適量入れます。

マウンテンバイクのようなハードなライディングでのチューブレス化にはこのレースシーラントがお勧めです!
ノーマルのシーラント剤よりも粒子の大きいものを使用し、かつ粒子量も200%まで増量しているので穴の修復が早く、 さらに低粘度のラテックス素材を配合しているのでタイヤの内側全体をコーティングすることで高い気密性を保ち、
空気が抜けにくくなります。

これでホイールのチューブレス化が仕上がりです!!
チューブ入りホイールと見た目には大きな違いは有りませんが、タイヤのクッション性とグリップ性能は格段に
向上します!

次はフロントチェーンリングの交換です。 

TREK REMEDY9 RACE SHOP LIMITED(トレック レメディー9 レースショップリミテッド)完成車の純正には
マウンテンバイクの必須アイテム!Narow&Wide(ナロー&ワイド)チェーンリング32tが 標準で装備!
このチェーンリングは薄歯と厚歯を交互に組み合わせることにより従来のチェーンリングよりもチェーンが
外れにくい仕組みになっています。

このままでも悪くはないのですが今回は、
マウンテンバイクをより楽しく、よりカッコよくする為のセッテイングなので、

京都の里山を自走で上って楽しむためにノーマルリングの32tから
一条アルチメイトファクトリー京都店オススメ人気ブランド!
CHROMAG(クロマグ)Sequence/シークエンス
SRAM社のX-SYNCテクノロジー対応(公式認可)のNarow&Wideチェーンリング30tに交換しました。
TREK(トレック)REMEDY(レメディー)の魅力は下りの安心感だけではなく、傾斜のきつい里山の登りも
自走で上がれる走破性の高いエンデューロ系バイクなので、フロントチェーンリングを少ない歯数の物に交換することで
より一層登りが楽になります。
さらにフロントチェーンリングは自転車全体の中でも目立つ場所なので、ここをこだわりのブランドのパーツに
変えることで見た目の印象も大きく変わります。

続いてステアリング部分の作業です。

まずはTREK(トレック)独自の新機能!
Knock Block(ノックブロック)の調整確認作業から行っていきます。

Knock Block(ノックブロック)とは?
2017年モデルからハイエンドモデルのREMADY(レメディー)FUEL EX(フューエルイーエックス)
SLASH(スラッシュ)などの、Straight Shot(ストレートショット)フレーム形状を採用しているフルサスペンションマウンテンバイクに備わったTREK(トレック)独自の新機能です。
このシステムにより転倒時にステアリングが切れすぎてフロントサスペンションとフレームのダウンチューブが接触して破損するのを防いでくれる上、ブレーキホースが引きちれぎたり、シフトアウターが引っ張られてシフトレバーが壊れるなどのトラブルを軽減できるので、ハードなライディングをより安心して楽しむことが出来ます。

Knock Block(ノックブロック)の確認作業の前に合わせて一旦フロントフォークを抜いてヘッドパーツのグリスアップも行っておきます。
マウンテンバイクで山の中を走ると泥汚れも付きやすいので、乗り終わるたびに洗車される方も多いと思います。
なのでヘッドパーツやボトムブラケットなどの回転部分のベアリング表面には泥や水が入りにくいようにする為に
グリスアップは必須作業です。

続いてアウターワイヤーの処理を行っていきます。

完成車のシフトワイヤーと油圧ディスクブレーキホースは無駄に長く取り回しも悪い為、そのままだとリアブレーキの
ブレーキホースがフレームに接触して塗装を痛めやすい上に走行中に木の枝などの障害物にひっかかりやすく危険です。
TREK(トレック)の上位機種のフレームはケーブル類を中に内蔵できるので見た目も非常に綺麗に仕上ります。

シフトワイヤーのカットはなんてことのない作業ですが、油圧ディスクブレーキのホースカットはすごく手間のかかる
作業です。さらに今回はシマノのブレーキではなく、自動車やオートバイなどのブレーキに使われているドットオイルを
使用しているSRAM(スラム)製のディスクブレーキなのでより気を使う作業になります。

アウターケーブルをヘッドチューブの前でクロスさせることで、 ケーブルがフレームに接触しにくくなります。

続けて油圧ディスクブレーキのブリーティング
(エア抜き)作業を行っていきます。

シマノ製の油圧ディスクブレーキには塗装を痛めにくいミネラルオイルが使われているのですが、
SRAM(スラム)のディスクブレーキに使われているドットオイルはフレームにつくと塗装が剥げてしまうという
危険性があります。
が、ブレーキ本体に少しでも空気が残っているとブレーキが効かなくなるので念入りにブリーティングをおこないます。

次はフロントサスペンションのセッティングです。
完成車の標準仕様にはBottomLessToken(ボトムレストークン)が一つのみなので、日本の里山、日本人の体格に
合ったフロントサスペンションのセッティングを合わせやすくするために数を変更します。

ボトムレストークンとは?(写真の赤い部品)

エアスプリング内に取り付けるボトムレストークンの数を増やすことでエア室の容量が小さくなり、
同じ空気量を圧縮した状態にして空気圧を高めることで、同じエア圧設定でもサスペンションのストローク感は
固くならず、さらにフルストロークしても 最後に粘ってくれるので底突きしにくくなります。
ボトムレストークンは特に体重の軽い方に有効なサスペンションのセッティングです。
以前までは、体重の軽いライダーはフロントサスペンションのストロークを柔らかくする場合は、
空気圧を低めにするしかありませんでした。
が、圧を低くすると大きな衝撃に対しては底突きしやすいというデメリットがありました。
このボトムレストークンを入れることでストロークの柔らかさはそのままでも最後に粘るため底突きしにくくなり、
非常に効果的なセッティングが容易に可能です。

続いて、minoLINK(ミノリンク)のセッティングをおこなっていきます。

minoLINK(ミノリンク)とは?

TREK(トレック)のフルサスペンションバイクでEVOリンクに備えられたヘッドアングル
BBハイトを簡単に調節できる機能です。
完成車標準仕様のままだと若干ハンドル操作がクイックなため、左の写真から右の写真のように部品を反転させて、
ヘッドアングルを変えることが出来るのでハンドルの操作性能を簡単に調整できる
マウンテンバイクライドのセッテイングに於いては非常に重要で画期的なシステムです。

いよいよ最後の作業、サドルのセッテイングです。

TREK REMEDY9 RACE SHOP LIMITED(トレック レメディー9 レースショップリミテッド)には
マウンテンバイクの必須アイテム!BONTRAGER(ボントレガー)製ドロッパーシートポストが
標準で装備されています。

が、今回のフレームサイズでは5インチストロークタイプの物だと日本人の体格では少しセッティングしにくいので、
FOX(フォックス)製4インチストロークの物に交換してご用意させていただきました。
この変更とBONTRAGER(ボントレガー)製のリモートレバーによりペダリングの際にも漕ぎやすい高さに
合わしやすくなり、里山での登り返しへのアプローチにもストレスなく対応できます。

これでようやく完成です!!

マウンテンバイクライドってすごく楽しい遊びなんですが、
セッテイングの仕方次第で操作性や乗り心地が全然変わるんです。
操作性や乗り心地がよくなると、楽しさは倍増します!!
今回ご紹介した内容はマウンテンバイクの組み立てにおいて、ちょっとした事の積み重ねなんですが、
とても大事なこだわりのセッテイングです。
一条アルチメイトファクトリー京都店では、ちょっとした大事なセッテイングにこだわりを持って行っております。
マウンテンバイクに興味をお持ちの方は是非一条アルチメイトファクトリー京都店にお越しください!
マウンテンバイク大好きなスタッフが、マウンテンバイクの楽しさをお話しさせていただきます!!

一条アルチメイトファクトリー京都は、京都出身のスタッフが京都市内をはじめ琵琶湖、嵐山、北山、東山など
京都近郊を走っています。初心者でも参加できるロードバイク走行会からMTBの走行会まで幅広く開催しています。

スポーツバイクに興味を持たれたら是非とも一条京都店まで遊びに来て下さい。

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