カラテモンキー vs クランパス in the Trail
ちょっと前の話になりますが、木曜日の店休日にトレイルライドに行ってきました。
メンバーは僕ら「一条アルチメイトファクトリー大阪」のスタッフ2名+昨年までウチにいた「一条サイクルセンター」のスタッフ1名+「休み合わすし連れてって」な言い出しっぺ(笑)のお客様が1名の計4名。
一条サイクル&アルチメイトファクトリー箕面さん(@insta1jyo)がシェアした投稿 – 2017 5月 11 10:25午後 PDT
全員、スチールのハードテールバイク(リアサスペンション無しって意味です)、セミファットバイク。そんでもって、そんな4台のマウンテンバイクの内3台がフロントサスペンションも無いフルリジッドMTB!
いかにも「最新」な感のある、エンデューロ系フルサスペンションバイクとか1台も無い!
じゃあ、僕らのトレイルライドが古臭いのか?って言うと、ちょっと違いますよ~。
セミファットバイクも「最新」フルサスペンションバイクとは別の方向性で「最新」です。
セミファットタイヤのおかげで、バイク自体は地面の凸凹は吸収してくれます。・・・それもほどほどに・・・。ほどほどに凸凹を吸収してくれてるって点がポイントで、地面の凸凹を感じて楽しめるからこそのトレイルライドだと思っています。
あまりにもハードな岩の段差なんかがボコボコあるトレイルだとサスペンション無いとキツイなとも思うのですが、まあ、そんなハードなトレイルはあまり好みじゃないので、わざわざ行きません。上の写真みたいなキレイなトレイル。こんなところが最高!!
1jyo Ultimate Factory Osakaさん(@1jyo_ultimate_factory)がシェアした投稿 – 2017 5月 11 5:34午前 PDT
トレイルで気持ち良く楽しむことが大事で、ハードなトレイルを走るスリルを求めているワケじゃなければ、セミファットのハードテールのマウンテンバイクは素敵なチョイスとなるハズです。
ま、楽しいコトばっかり・・・なんて言うと嘘つきになっちゃうんで。
山を下る遊びなのですから、もちろん上らなきゃなりません。
「下りは面白い」ってわかってて上るなら我慢できます。初めてトレイルライドに行ったら、いきなりきっつい上りやし、下りが面白いって経験から来る確信も無いわけなんで信じて上ってもらうしかないんですけどね。
トレイルライドは本当に楽しいです。クサイ言い方だとは思うんですが、地形の凸凹に合わせて自転車を操っていると野性の本能的な部分が刺激されます。理屈じゃない楽しさがあるんですよね。そこには速さとか上手さは関係ないハズです。
1jyo Ultimate Factory Osakaさん(@1jyo_ultimate_factory)がシェアした投稿 – 2017 5月 11 6:40午後 PDT
スタッフの1名は、買ったばかりの新型「SURLY KARATEMONKY」(サーリー・カラテモンキー)で走っていました。
1jyo Ultimate Factory Osakaさん(@1jyo_ultimate_factory)がシェアした投稿 – 2017 5月 10 8:02午後 PDT
これが、当日走っていたNEWカラテモンキー。
NEW「カラテモンキー」は一般的な29erとセミファットの27.5+が選べるマウンテンバイクなのですが、このカラテモンキーは27.5+のセミファット仕様。新型になって初めて使えるようになったフルサイズの3インチ幅のタイヤを装着しています。
ホイールとフレームの取り付け規格が最新規格のBOOST(前100mm幅/後148mm幅)となったNEWカラテモンキーは、ホイール周囲の剛性が大幅に向上しました。ホイールが強くなったら、スピード上がっても安心ってことで、安定性重視のフレーム寸法に変更。
・・・で、安定性重視ってことは、曲がり難いんじゃ?って思いますよね。
そんなことないんですよね~。ハンドルきってスパスパ曲がるって部分では確かにやりにくくなったかもしれないけど、そもそも自転車ってハンドルきって曲げるんじゃなくて、体重移動で曲がります。NEWカラテモンキーはコーナリングがビシっと決まって安定して曲がる感じです。ハンドルスパスパきれて曲がりやすいってタイプの自転車は、かなり上手な人じゃないと不安定に感じて走りにくいと思います。
・・・と言うことで、NEWカラテモンキーは上級者じゃなくてもトレイルで楽しいめるバイクに仕上がっております!!
さて、安定性や安心感と言う点でカラテモンキーを上回るのが29+のセミファットバイク「SURLY KRAMPUS」(サーリー・クランパス)です。
これも、当日スタッフの乗っていたクランパスです。
タイヤが大きいのでショック吸収性や安定感(安心感ともいえますね)の点でクランパスはカラテモンキーを上回ります。
カラテモンキーと比べると、重量が重いってことと、「あまりにも」安定感が高いってことで、操りやすさはカラテモンキーに劣ります。(強烈にスピードにのせることができたらその限りじゃないとは思いますが、そこまでできるのって、かなり上手でパワーのある人ですね)
カラテモンキー(27.5+)が良いのか?クランパス(29+)が良いのか?
トレイルの中じゃいろんな地面が出てきます。大きな石がゴロゴロしていたり、岩が露出していたり、木の根っこが網の目みたいにびっしり出てたり。
そんな難しいポイントが現れた時、体重移動で上手にクリアしたり、素早く避けたり・・・そういうのがマウンテンバイクを操る楽しさです。
カラテモンキーは程よい安定性と操りやすさのバランスが抜群です。すでにトレイルでマウンテンバイクを操る楽しさにハマっている人(また、そういうスタイルで走ってみたいなって考えている初心者の人)はカラテモンキーが良いでしょう。
「操れる」=「ふらふらする」=「怖い」と感じるのもまた事実です。クランパスなら石がゴロゴロしていても、岩が露出していても、根っこがびっしり出てても、シンプルに真っすぐ走り抜けてくれます。マウンテンバイクのトレイルライドって楽しいけど、ちょっと難しくて、怖いって感じる部分もあります。そういう不安感をあまり感じず、気持ちよく山の中を走り抜けることができるバイクがクランパスです。
そんな安定感の王様「クランパス」も新しくなりました!
NEW「クランパス」もBOOST規格を採用し、ホイール周囲が強くなりました。他の設計変更も含めて自転車全体がビシっと強くなって、安定性に加えて操りやすさも加味されてトレイルで一層楽しく走れるバイクに進化しました。
カラテモンキーもクランパスもどっちもトレイルライドにオススメです。
だって、同じトレイルを一緒に走りに行っても、そのトレイルの走り方や感じ方、楽しみ方は、みんなそれぞれ違いますから。どういう走り方をしてみたいか?で選べば良いのじゃないかなと思います。
ご相談なら大歓迎ですから、「どっちが良いかな?」って店まで来て聞いてみてくださいね!
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★2017年最注目モデル!”SURLY Karatemonkey”(サーリー・カラテモンキー)
★モデルチェンジした”SURLY KRAMPUS”(サーリー・クランパス)が入荷!
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