地元が淡路島なもんで、里帰りしたついでにちょっと走ってきました。
ついでで走ってるので、アワイチ（淡路島一周ですね）するほどの気合も入っておらず、午前中だけブラブラと走ってきました。伊弉諾神宮（いざなぎじんぐう）は海岸線沿いには無いのでアワイチじゃなかなか寄らないところでしょうか。ローカルな僕にとっては初詣にお参りして、ローカルフード「ピンス焼き」の行列に並ぶのが年始の恒例行事な場所です。
乗ってたバイクは組んだばかりの「CORNER（コーナー）」のグラベルロードです。ロードライドもこのバイクで行くつもりで組みました。タイヤは７００ｘ２８ｃくらいのスリックタイヤでも履けば良いかな？とも考えてるのですが、そのプランにはあまり積極的では無く、今回はグラベルタイヤのまま。
今使ってるタイヤは「Sim Works by Panaracer the HOMAGE」。７００cｘ４３mmサイズで、グラベルタイヤの中でも太い部類に入ります。・・・が、見てのとおりセンター部はヤスリ目のみの典型的なセミスリックタイヤ。固めの土の上が最も得意ですが、舗装路でもスピードに乗った走行が可能です。平地ならばロードバイク並みのペースで走ることも可能です。たぶん、ロードバイクに混ざってグループライドに行くということでもなければ、ペースも気にしないで良いのでこのタイヤのままで走ると思います。マイペースなソロライドだと１５０ｋｍくらいならこのままでも良いかな？２００ｋｍならちょっと悩みます。
★「Sim Works by Panaracer The HOMAGE （シムワークス・オマージュ）」★
サイズ：７００cｘ４３mm、６５０ｂｘ４３mm
価格：￥６，６９６－/ ※ブラウンサイドは￥７，３４４－（８％消費税込み）
実際にこの手のタイヤを使ってみると、ホントに走りやすい。先述の通り、平地は意外なほど速いし、もちろん乗り心地は良い。パンクも当然のように少ない。舗装路を走っていても舗装が荒れて酷いことになっている道なんかでの安心感はロングライドで大きく活きてくるハズ。
でも、せっかくのこんなタイヤ。舗装路に留めておくのはもったいない。
「寄り道したら楽しそう」なところにどんどん入って行ける。これこそ真価。気の向くままに走りましょう♪
今回使っている「The HOMAGE」の４３ｍｍって幅は、けっこう広くて、シクロクロスやグラベルロードでも取り付けできないバイクもあったりするのですが、グラベルタイヤは、なにもこのタイヤだけじゃありません。
「SURLY Knard」
グラベルタイヤの代表格。細かなブロックが連続するパターンは、オフロードが得意なのはもちろん、このタイヤも意外なほどに舗装路で軽快に走ってくれます。乗り心地は極上♪
★「SURLY Knard （サーリー・ナード）」★
サイズ：７００ｃｘ４１、６５０ｂｘ４１
価格：７００ｃｘ４１ ￥５，９４０－/ ６５０ｂｘ４１ ￥４，９６８－ （８％消費税込み）
「WTB Nano 40」
コチラもグラベルタイヤの代表格。以前はこのタイヤを使ってました。他のグラベルタイヤと比べても、このタイヤは「速い」です。センターが繋がっているセンターリッジのデザインにゴム質も少し固めなためでしょう。あと、公証サイズは４０ｃですが、じっさい幅が４０ｍｍあるかと言うと、ちょっと細いです。「The HOMAGE」みたいに４３ｃなんて太さだと付けられない車体もあるのですが、グラベルタイヤの中では、無難に使える車体が多いでしょう（写真の２０１３モデル SALSA WARBIRD はメーカー公証対応タイヤサイズ３８ｃ。Nano40は無難に使えました）
★「WTB Nano 40 （ＷＴＢ ナノ４０）」★
サイズ：７００ｘ４０ｃ
価格：￥６，３７２－（８％消費税込み）
「WTB Riddler 37」
同じくＷＴＢ。新作のリドラーは３７ｃサイズ。小さく低いセンターブロックの連続で転がりを軽快に。サイドのブロックは力強く地面に喰い込んで行くパターン。こんなブロックパターンと柔らかめのゴム質（コンパウンド）で、太目なNano40よりもオフロードが得意。太いから遅いとか、細いからオフロード苦手・・・とかじゃ無い。ホントにタイヤって奥が深い。
★「WTB Riddler 37 （ＷＴＢ リドラー３７）」★
サイズ：７００ｘ３７ｃ
価格：￥７，４５２－（８％消費税込み）
「SOMA Cazadero」
センターリッジパターンで転がりの軽いグラベル系タイヤ。４２ｍｍ幅の太めのサイズにソフトなゴム質で乗り心地も良しです。「SOMA」はアメリカ・サンフランシスコのブランドですが、タイヤはMade in JapanのPanaracer製。Panaracer、実はいろんなブランドのタイヤを作っています。
★「SOMA Cazadero （ソーマ・カザデロ）」★
サイズ：７００ｃｘ４２ｍｍ、６５０ｂｘ４２ｍｍ
価格：￥６，９１２－（８％消費税込み）
「PANARACER Gravelking SK」
日本を代表する自転車タイヤブランドと言えば「PANARACER（パナレーサー）」。パナレーサーのグラベルタイヤと言えば、その名も「グラベルキング」です。砂利道に強いスリックタイヤの「グラベルキング」と、オフロード志向の強くなったブロックパターンの「グラベルキングＳＫ」があるのでご注意を。「グラベルキングＳＫ」はロードバイクにブロックタイヤを付けられる！な７００ｘ２６ｃ、普通のシクロクロスサイズの３２ｃ、３５ｃ、４０ｃがあります。４０ｃだけチューブレス化ＯＫです。かなりグリップの良いタイヤだな～って印象があります。
★「PANARACER Gravelking SK （パナレーサー・グラベルキングＳＫ）」★
サイズ：７００ｘ２６ｃ、３２ｃ、３５ｃ、４０ｃ
価格 ７００ｘ２６ｃ ￥５，２４６－/ それ以外 ￥５，６０６－（８％消費税込み）
・・・で、グラベルタイヤの話ついでに、先日紹介した「ロードプラス」のタイヤ・・・
「WTB HORIZON」
「またＷＴＢのタイヤか？」ってなるかもしれませんが、今のタイヤのトレンドを牽引してるから仕方ない。６５０ｂｘ４７ｃなんて豊富なエアボリュームのスリックタイヤ。軽い転がり、極上の乗り心地・・・は容易にイメージできるとして、オフロードは？？楽勝って訳じゃないけど、乗り手次第で走れちゃうでしょう。滑りそうなタイヤを滑らさずにコントロールするのもオフロードライドの醍醐味ですから。
★「WTB HORIZON （ＷＴＢ ホライゾン）」★
サイズ：６５０ｂｘ４７ｃ
価格：￥８，４２４－（８％消費税込み）
★★★★★
すっかり春めいてきました・・・
花粉症なモノなので普段走る北摂の山々に行くと（それでも行くんですけど）帰ったあとのダメージがなかなか酷いのですが、淡路島だと飛んでる杉花粉も少なめなのか楽でしたね～。
淡路島の道はそんなに舗装が良いわけじゃないので、グラベルタイヤで走る恩恵も多分にあるかと思います。
ポツンと一か所だけ桜が咲いてて、曇り空の下、一足早く春を感じてきました。
春のライディングをグラベルタイヤで気の向くままに走ってみてはいかがでしょうか？
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